教室理念

音楽に対する考え方

私は大学を卒業してから現在も、桐朋学園大学附属子供のための音楽教室札幌教室でソルフェージュとピアノ実技の講師をしています。この教室で、学齢前のお子様から音楽大学受験を控えた高校生まで、そして現在音楽家として活躍している多くの生徒さんと関わってきました。子供達が音楽に取り組みながら成長していく姿を見つめ、その過程の中で私自身も多くのことを学んできました。

私のピアノ指導の目標は、ベートーベン、ショパンなどのクラシックの曲を自由に弾きこなせるテクニックを身に付けていただき、音楽の内面を感じ表現する感性を養うことです。この大きな目標を見据えながら、毎週のレッスンを積み重ねていきます。

演奏は、自分自身が感じ楽しむものであると同時に、聴いて下さる人に伝え、感動してもらうものでもあります。その意味でも、発表会やコンクールなどの場で演奏することは、とても大切であると考えています。人前で自分が努力してきた力を出し切るのは、とても大変なことです。生徒さん御自身が本番の演奏に満足できないこともあります。だからこそ、一度の結果に一喜一憂することなく繰り返すことが大切なのです。そうして身に付けたスキルは、人生の中で音楽以外のことにも必ず役立つと思います。そのためにも、定期的に発表会行います。また、生徒さんには音楽の道に進むか否かにかかわらず、コンクールを受けることをお勧めしています。

大切なのは、目標に向かう気持ちです。結果は必ず後からついてきます。私はそう信じています。

ご家庭へのお願い

ピアノの演奏は、日々の練習の積み重ねの結果身につくものです。レッスンに通うだけでは上達しません。そのため、ご家庭での練習とご家族の協力が必要です。長い時間でなくとも毎日ピアノに触れるよう、お声がけをお願いします。
また、お子様と一緒に音楽を楽しむためにも、保護者の方のレッスンの参観をお勧めしています。

生徒さんとご家庭と指導者が共に同じ目的意識を持ちながら、レッスンしていくことが私の理想です。

ご一緒に音楽を楽しんでみませんか?